まだらの語源・由来

まだらの語源は諸説ある。
一般に流布しているのは、仏教語「曼陀羅・曼荼羅(マンダラ)」が音変化した語とする説である。
これは、曼陀羅は悟りの世界や仏の教えを描いた図絵で、一定の枠内に種々の色が入り混じり、仏や菩薩も種々描かれていることから、「マンダラ」が「まだら」になったとするものである。
しかし、「まだら」の語は8世紀の『万葉集』にも見られることから、マンダラが語源とは考え難い。
その他、まだらの語源には、「間離(まはだら)」の略、「間処有(まとあり)」の意味、「間加不足(またらざる)」の意味などがあり、「間」を主にした説が多い。

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