ふしだらの語源・由来

ふしだらは、サンスクリット語「sutra」を音写した「修多羅」が語源である。
古代インドでは、教法を「多羅葉(たらよう)」という葉に書き、鉛筆のような物で経文を刻書し、散逸しないように穴を開け、紐を通して保存していた。
この紐や糸を「修多羅」といい、正確で歪みなく秩序よく束ねることも意味していた。
「修多羅」が音転訛して「しだら」となり、「不」をつけて「ふしだら」になったといわれる。
手拍子を打つことを意味する「しだら」を語源とする説もあるが、関連性がないため有力な説とは考えられていない。

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