ニシキヘビの語源・由来

ニシキヘビは、体の斑紋が錦のように美しく光ることからの名。
「ニシキヘビ」の名は、『古事記』に「錦色の小さき蛇」とあるのが最も古く、当初、大形のヘビを指すものではなかった。
「体が美しく光るヘビ」というところから、「おろち」や「ヤマカガシ」など大蛇を指すように変化し、「ニシキヘビ」は「大形のヘビ」という印象が特に強くなった。
今日、東南アジアからアフリカに生息する大形のヘビに「ニシキヘビ」の名が当てられているのは、色や美しさよりも、「おろち」や「やまかがし」などの大きさを継いだものであろう。

TOP
テキストのコピーはできません。