中国の語源・由来

中華の「中」は「中央」、「華」は「礼文さかんなこと」を意味し、中華は「世界の中央にある文明の地」のことで、漢民族が周辺民族より文化が高く、中心になるという自負を表している。
中華人民共和国の通称である「中国」も、世界の中心に位置するという優越性を誇示した名前である。
「中国」という呼称は、紀元前6世紀の『書経』や『詩経』にも見られるが、国家を表す言葉としての使用は1842年の南京条約が最も古く、国名を表す言葉となったのは中華民国が建国した1912年以降である。

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