ずらかるは、元々、盗人やテキ屋仲間が使っていた隠語で、語源は「ずらす」である。
江戸時代、ずらすは「他人の目をごまかす」「あざむく」の意味でも使われていた。これは、視線をずらすところからであろう。
そこから派生し、盗人などの間では「隠しておいた物を処分する」「逃げる」の意味でも「ずらす」が使われていた。
やがて、この「ずらす」に意味を強調する接尾語「かす」を付けた「ずらかす」の形が現れた。
ずらかるは「ずらかす」の自動詞形で、文献では明治時代から見られるようになる。
ずらかるは、元々、盗人やテキ屋仲間が使っていた隠語で、語源は「ずらす」である。
江戸時代、ずらすは「他人の目をごまかす」「あざむく」の意味でも使われていた。これは、視線をずらすところからであろう。
そこから派生し、盗人などの間では「隠しておいた物を処分する」「逃げる」の意味でも「ずらす」が使われていた。
やがて、この「ずらす」に意味を強調する接尾語「かす」を付けた「ずらかす」の形が現れた。
ずらかるは「ずらかす」の自動詞形で、文献では明治時代から見られるようになる。