サービスの語源・由来

サービスは、英語「service」からの外来語。
「service(サービス)」は、「奉仕する」「仕える」などを意味する動詞「serve(サーブ)」の名詞形。
「serve」は、ラテン語で「奴隷」を意味する「servus」に由来する。
日本で初めて「サービス」という言葉を使ったのは、大正時代、日本自動車会社の社長であった石沢愛三氏といわれる。

ネット型球技で、最初に打ち出す球を「サービス」や「サーブ」と呼ぶのは、テニスの前身となる中世ヨーロッパの「ジュドポーム」という球技に由来する。
このスポーツは、元々、王侯貴族や上流階級の遊びで、下級身分の者や召使いが最初の球をコートに投げ入れていた。
この投げ入れる行為は、上の者を楽しませる目的で奉仕的なものであったことから、ネット型球技で最初に打ち出す球を「サービス」や「サーブ」と呼ぶようになったといわれる。

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