英語の俗語で「チェリー(cherry)」は「処女性」や「処女膜」を指す言葉として使われます。この表現は、処女が処女性を失う際に出る血の色をさくらんぼになぞらえたことが起源と考えられています。
「処女」の意味から派生し、アメリカの俗語では「童貞」や「初心者」、また「(物が)真新しいこと」を指す際にも用いられます。英語では「チェリー」は男女を問わずに使われ、日本での「チェリーボーイ」は和製英語と思われることがありますが、アメリカでもまれに使用されます。
日本では、「チェリー」を単独で使用する場合は通常「さくらんぼ」を指し、「処女」などの意味で使われることはありませんでした。その後、「チェリーボーイ」の表現が一般的になり、略して「チェリー」とも呼ばれるようになりました。そのため、日本では「チェリー」と言った場合、通常は男性に対してのみ使用される言葉となっています。