尊い(貴い)の語源・由来

尊いは「たふとし」の口語で、その語源には品位の高さを表す「高太シ」からや、「タフト(貴太)」の意味、「タフト(足太)」を活用させた語など、「太」に関連付ける説が多い。
その他、その事に当たってよく勝つ意味の「タフ(堪)」の異形に、程度の甚だしいことを表す「イタシ(甚)」が付いた、「タヘイタシ(勝甚)」から変化したとする説もあるが、特定は難しい。

元々、尊い(たふとし)は、崇め重んずるべきであるの意味として用いられていた。
対象に畏敬の念をはらうところから、品位が高く優れているの意味にも使われ、尊いは、価値が高い、貴重であるの意味にもなった。

TOP
テキストのコピーはできません。