するめの語源・由来

¥するめは、スルメイカを干して乾燥させたところから付いた名。
ただし、ケンサキイカを使ったするめが最高級品とされているため、スルメイカを使ったするめは「二番するめ」、ケンサキイカを使ったするめが「一番するめ」と呼ばれる(ヤリイカを「一番するめ」と呼ぶこともある)。
その他、シリヤケイカなどコウイカを使ったものは「甲付するめ」。
外套(胴)を開かずに乾燥させる、アオリイカは「袋するめ」や「おたふくするめ」と呼ばれる。

するめは日持ちが良いため、「幸せが続く」という意味から。また、イカの足は本数が多く、「お金」は「お足」とも言うため、古くから縁起の良い食品として扱われ、結納など祝儀に用いられた。
するめを結納品に用いる際は、「寿留女」と当て字表記される。
「寿」は「長寿」「幸福」、「留」は「嫁ぎ先に留まる」、「女」は「良妻であるように」と、それぞれの漢字に意味が込められている。

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