スキューバダイビングとは、圧縮空気を詰めたボンベと、水深に応じて供給空気量を自動調節する弁の付いた送気管、マウスピースなどからなる潜水用水中呼吸装置の「スキューバ」を背負って水中に潜るもの。「スクーバダイビング」ともいう。
日本の法律上、レジャー目的でスキューバダイビングするのに資格は必要ないが、器材を用いたり深く潜ることで危険も生じるため、ダイビング指導団体による講習の受講を修了した者に発行される「Cカード(技能認定カード)」の提示が義務付けられているところがほとんどである。
シュノーケリングとは、スキューバを用いず、水中眼鏡・フィン(足ひれ)をつけ、シュノーケルで呼吸しながら、水面や比較的浅い水中を遊泳するもの。「スノーケリング」ともいう。
スキューバダイビングに比べ、必要な器材が少なく軽量で、安価にでき、Cカードを取得する必要もない。
スキンダイビングに使用する器材は、シュノーケリングと同じであるため、同義に扱われることもあるが、シュノーケリングは水面を遊泳するもので、スキンダイビングは潜水である。
スキンダインビングの水深は5m程度から、熟練すれば20~30mまで潜水できる者も多い。
スキンダイビングのうち、競技性のあるものは「フリーダイビング」と呼ばれる。
スキンダイビングは「素潜り」と訳され、ほぼ同義である。
しかし、「素潜り」といった場合、使用するものは水中眼鏡程度で、シュノーケリングやフィンなどの器材を使用しない潜水をいうことも多く、全くの同義とはいえない。