馬痩せて毛長しの語源・由来
馬は栄養が悪いと痩せて、毛ばかりが長く見えるように、人も貧乏になると頭の働きが悪くなる。『五灯会元』に「人貧しければ智短く、馬痩せて毛長し」、『曾我物語』には「馬やせて毛長く、いばゆるに力なし。人
馬は栄養が悪いと痩せて、毛ばかりが長く見えるように、人も貧乏になると頭の働きが悪くなる。『五灯会元』に「人貧しければ智短く、馬痩せて毛長し」、『曾我物語』には「馬やせて毛長く、いばゆるに力なし。人
多弁な者は口ばかり動いて、手が動かないことから。出典:口自慢の仕事下手 - 故事ことわざ辞典
一日に千里を走るような素晴らしい名馬でも、時にはつまづくことがあるから。出典:千里の馬も蹴躓く - 故事ことわざ辞典
痩せて弱々しい馬が、体に似合わず大きな声でいなないて、人を驚かせることから。出典:痩せ馬の声嚇し - 故事ことわざ辞典
朝顔の花は、朝速くに咲いて昼までもたずにしぼんでしまうことから、物事の衰えやすいことのたとえ。出典:朝顔の花一時 - 故事ことわざ辞典
「衣」は、着物・衣類のこと。奥歯に衣をかぶせたり、何かが詰まったりすれば、発音が不明瞭になることから、物事をはっきり言わずに何か隠しているような言い方をすること。出典:奥歯に衣着せる - 故事
全てを救うことは不可能であるから、大きなもののために小さなものを、または全体のために一部を犠牲にすることはやむを得ないという教え。出典:小の虫を殺して大の虫を助ける - 故事ことわざ辞典
「驥」は、一日に千里も走る名馬のこと。「駑馬」は、足の遅い馬のこと。「駕」は、馬に車をつけて走るという意。足の遅い馬であっても、十日間走り続ければ一日に千里も走る足の速い名馬に追いつくこと
秋の空が澄み渡り空も高く感じる季節になると、馬も食欲が増して肥えていくことから。古く、中国では、北方の騎馬民族の匈奴が収穫の秋になると大挙して略奪にやってきたので、前漢の趙充国はそれを見抜き、「馬
いつ割れてもおかしくないような、薄くはった氷の上を歩くように、非常に危険な状態に臨むこと。『詩経・小雅』に「戦戦兢兢として深淵に臨むが如く、薄氷を履むが如し」とある。出典:薄氷を履むが如し -
猫が大好物な魚を内心は欲しいと思いながら、我慢して断ることからいう。出典:猫の魚辞退 - 故事ことわざ辞典
人は金のためにあくせく働くものであるという意味でも使う。出典:人間万事金の世の中 - 故事ことわざ辞典