バンジージャンプの語源・由来

バンジージャンプは、伸縮性のあるゴムの綱「バンジーコード」を使ってジャンプすることからの名である。
バンジーコードの「バンジー」は、「太くてしゃがんだもの」を意味するイングランド南西部の方言に由来し、ニュージーランドの方言で「ゴム紐」を意味する「bungy」となった。
方言に由来する言葉なので、英語のスペルには「bungy」のほか、「bungee」「bunjee」もある。
また、英語でバンジージャンプは「ropejumping」とも呼ばれる。

バンジージャンプというスポーツの元となったのは、バヌアツ共和国ペンテコスト島の成人の儀式「ナゴール」といわれる。
この儀式は、背の高い木にやぐらを作り、そのやぐらに縛ったツタを足首に巻きつけジャンプするものである。
そのナゴールを見たイギリスのオックスフォード大学「デンジャラス・スポーツ・クラブ」のメンバーが、1979年4月1日、高さ76mのクリフトン吊橋からジャンプしたのが、バンジージャンプの起源となっている。

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