世界の語源・由来

世界は仏教語で、サンスクリット語「lokadhātu」の訳。
「世」は過去・現在・未来の三世のことで、すべての時間を表し、「界」は東西南北上下のことで、すべての空間を意味する。
つまり世界は、すべての時間と空間に及ぶ全体をいった語で、現在使われている意味よりも広範囲である。
世界が表す範囲は時代によって異なるが、「地球」や「万国」の意味での使用は、マテオ・リッチの『坤輿万国全図(世界地図)』をもとに『世界図屏風』が多く製作された江戸時代に広まった。

出典:世界 – 語源由来辞典

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