ほとんどは、副詞「ほとほと」が音変化した語。
平安から鎌倉時代にかけて「ほとほど」や「ほとをと」となり、室町時代中期以降「ほとんど」の形となった。
「ほとほと」は「辺」や「側」を表す「ほとり」の語根「ほと」を重ねたもので、「もう少しで」というところから、「だいたい」や「危ういところで」の意味を表すようになった。
現代語では「ほとんど」がこの意味を引き継ぎ、「ほとほと」は意味が変化して「まったく」「つくづく」など困り果てた気持ちを表す。
ほとんどは、副詞「ほとほと」が音変化した語。
平安から鎌倉時代にかけて「ほとほど」や「ほとをと」となり、室町時代中期以降「ほとんど」の形となった。
「ほとほと」は「辺」や「側」を表す「ほとり」の語根「ほと」を重ねたもので、「もう少しで」というところから、「だいたい」や「危ういところで」の意味を表すようになった。
現代語では「ほとんど」がこの意味を引き継ぎ、「ほとほと」は意味が変化して「まったく」「つくづく」など困り果てた気持ちを表す。