角隠しの語源・由来

江戸時代、能楽で女の生霊が嫉妬で鬼形になることから、また怒りの形相が角を生やした鬼に似ていることから、「つの(角)」の語は女性の嫉妬や怒りのたとえに用いられた。
角の意味から見た場合、被る目的は花嫁の嫉妬心を抑えるためで、語源もその意味からと考えられる。
しかし、先に風習があり、後から言葉が生まれた可能性もある。
このような物を被る習慣が先にあったとすれば、顔のすみ(角)を隠すところから「すみ隠し」と呼ばれていたものが、先の「つの」と関連付けられ、「つの隠し」に変化したと考えられる。

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