オレンジの語源・由来

オレンジは、英語「orange」からの外来語。
「orange」は「香り高い」を意味するインド南部のドラヴィダ語「naru」に由来し、サンスクリット語に入って「narangah」となり、「みかん」を意味するようになった。
その後、ペルシア語、アラビア語を経て、スペイン語で「naranja」となった。
「naranja」がフランスのプロヴァンス語に入ると、その果実の色から、ラテン語で「黄金」を意味する「au-」が付されて「auranja」となり、「au-」がフランス語で「金」を意味する「ou-」に置き換えられて「orenge」に変化し、「orange」となった。
これらの変化を総合すると、オレンジの語源は「香り高い黄金の果実」といえる。

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