随分の語源・由来

随分は「分(ぶん)に随う(したがう)」、つまり「身分相応」の意味で用いられた言葉であった。
そこから派生して、「分に応じてできる限り」「極力」の意味にもなり、「かなり」や「はなはだ」といった意味も持つようになった。
明治時代になると、「非常に」「はなはだ」の意味から「ひどい」の意味も生じ、随分は良くも悪くも程度が超えたさまを表す言葉となった。

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