隈取りの「隈」は、道や川の曲がって入りくんだ所や、そのような所にできる物陰をいう語。
そこから、「隈」は濃い色と薄い色、光と陰の境界部分、濃い色や陰の部分も表すようになった。
さらに、色彩で濃淡や陰影をつけることを「隈取る(くまどる)」と言うようになり、名詞化して「隈取り」となった。
歌舞伎の隈取りは、初代市川團十郎(団十郎)が人形浄瑠璃からヒントを得て、紅と墨を用いて化粧したのが始まりといわれる。
隈取りの「隈」は、道や川の曲がって入りくんだ所や、そのような所にできる物陰をいう語。
そこから、「隈」は濃い色と薄い色、光と陰の境界部分、濃い色や陰の部分も表すようになった。
さらに、色彩で濃淡や陰影をつけることを「隈取る(くまどる)」と言うようになり、名詞化して「隈取り」となった。
歌舞伎の隈取りは、初代市川團十郎(団十郎)が人形浄瑠璃からヒントを得て、紅と墨を用いて化粧したのが始まりといわれる。