ナデシコの語源・由来

ナデシコは花が小さく、色も愛すべきところから、愛児に擬した「撫でし子」が有力である。
『万葉集』の和歌には、撫でるようにしてかわいがる子(女性)と掛けて詠んだものが見られるが、それは現代で言う「カワラナデシコ(河原撫子)」を指した。
古くは、夏から秋にかけて花をつけることにちなみ、「トコナツ(常夏)」とも言った。

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