足元を見るの語源・由来

足元を見るは、昔の宿場と旅人に由来する。
街道筋や宿場などでは、駕籠舁き(かごかき)や馬方(うまかた)が、旅人の足元を見て疲れ具合を見抜き、その疲れ具合につけ込んで、高い値段を要求していた。
法外な値段であっても、疲れていれば客はその金額で了承してしまう。
そのことから、相手の弱みにつけこむことを「足元を見る」や「足元に付け込む」と言うようになった。

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