バストは、英語「bust」からの外来語。
「bust」はイタリア語「busto(ブスト)」に由来し、「busto」は「墓」「火葬場」を意味するラテン語「ブストゥム」に由来する。
「墓」を意味する言葉が「胸」を表すようになったのは、西洋の墓石の上には故人の胸像が飾られるためである。
つまり、バストは墓石に胸像が飾られることから「胸像」や「半身像」を意味するようになり、そこから「胸」や「上半身」、更に「胸回りのサイズ」を表すようになったのである。
日本では「バスト」が「胸周りのサイズ」を指すことが多く、「上半身」の意味で使われることは少ないが、人物の胸から上を撮影する際には、「バストショット(バストアップショット)」の語が用いられる。