摩訶不思議の語源・由来

摩訶不思議の「摩訶」は、「摩訶般若波羅蜜多心経」や「摩訶曼陀羅華」「摩訶曼珠沙華」など、仏教用語に多く用いられている「摩訶」である。
「摩訶」は、「偉大な」を意味するサンスクリット語「maha」の音写で、「大」「多」「勝」とも漢訳され、「大いなる」「非常の」「優れている」といった意味にも用いられる。
摩訶不思議は、「非常に不思議」という意味よりも、本来は「人知を超えた素晴らしさ」を意味する言葉であった。

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