たけのこの栄養基礎知識

たけのこの特徴・種類、栄養・効能、選び方、保存方法、旬の時期、加工品など、知っておきたいたけのこの基礎知識。

たけのこの特徴・種類

たけのことは、土の中に埋まっている竹の若芽を掘り起こしたものです。
煮物や和え物、炊き込みご飯の具などに使われ、掘り立ての新鮮なたけのこはやわらかくてアクが少なく、刺身でも食べられます。
竹は多くの種類がありますが、食用とするのはモウソウチク(孟宗竹)、マダケ(真竹)、ハチク(淡竹)、ネマガリダケ(根曲がり竹)、カンチク(寒竹)、マチク(麻竹)など。
このうち、日本で多く利用されるのはモウソウチクで、肉質がやわらかく、品質が良いです。

たけのこの栄養・効能

たけのこは約90%が水分で栄養価はさほど高くありませんが、カリウムの含有量は野菜の中でもトップクラス。
体内の余分なナトリウムを排出し、血圧を安定させ、高血圧予防に有効です。
カリウムは調理によって失われやすい成分ですが、たけのこのカリウムは茹でてもあまり減らない特徴があります。

茹でたたけのこを切った時に出る白い粉は、うま味の元となるチロシンというアミノ酸の一種で、新陳代謝を活発にし、脳を活性化させるので、老化防止に役立ちます。
その他、旨み成分のアミノ酸では、ロイシン、グルタミン酸、アスパラギン酸も含んでいます。

不溶性食物繊維のセルロースも多く含むので、便秘解消や大腸がん予防、コレステロールの吸収を防ぎ、体内に排出する働きがあります。

たけのこの独特のえぐみはシュウ酸などの成分で、カルシウムの吸収を阻害する作用があり、掘ったあとに増していくので、なるべく早くアク抜きをする必要があります。

たけのこの選び方

たけのこは、太くて短いずんぐりとした形で、重みのあるもの。
皮の色が薄くてツヤがあるもの。
穂先が薄い黄色みを帯び、緑色や黒色になっていないもの。
切り口が白くてみずみずしいもの。
根元の赤い斑点が小さくて少ないものを選びましょう。

たけのこの保存方法

生のたけのこを放置すると、えぐみが出てかたくなるため、すぐに茹でて冷まし、たっぷりの茹で汁か水と一緒に密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存します。

たけのこの旬の時期

たけのこの旬は種類によって異なります。
モウソウチク(孟宗竹)の旬は3月から5月。
ハチク(淡竹)の旬は4月から5月。
マダケ(真竹)とネマガリダケ(根曲がり竹)の旬は5月から6月。
カンチク(寒竹)の旬は10月。

たけのこの加工品

メンマ(シナチク)、水煮など。

出典:食品食材栄養事典

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