和三盆の栄養基礎知識

和三盆の特徴、栄養・効能、選び方、保存方法、旬の時期、加工品など、知っておきたい和三盆の基礎知識。

和三盆の特徴

和三盆とは、在来種のサトウキビ「竹糖(細黍)」からつくる、淡い黄色をした砂糖です。
くどくない甘さで、後味が良いため、高級和菓子の材料として珍重されます。
また、細かな粒子の口溶けの良さと、黒糖をまろやかにしたような風味のある甘さから、そのまま固めて干菓子にもされます。
主に、香川県と徳島県で生産され、香川でつくられるものを讃岐和三盆、徳島でつくられるものを阿波和三盆と呼んでいます。

和三盆の栄養・効能

和三盆は砂糖の一種なので、主成分は糖質です。その含有量は100g中99gで、上白糖と大差ありません。
上白糖と異なるのは、タンパク質やカリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・銅・マンガン・クロムなどのミネラルを微量に含んでいることです。
しかし、実際の使用量から、これらの成分は無いに等しい量になるため、基本的には上白糖とほぼ同じと考えてよいです。

和三盆の選び方

和三盆は産地と製造業者によって風味が異なるので、好みに合ったものを選びましょう。

和三盆の保存方法

和三盆は高温多湿、直射日光を避けて、常温で保存します。

和三盆の旬の時期

サトウキビは12月から2月頃に収穫され、和三盆の製造もこの時期ですが、流通は通年です。

和三盆の加工品

干菓子。

出典:和三盆の基礎知識 – 食品食材栄養事典

TOP
テキストのコピーはできません。