サニーレタスの栄養基礎知識

サニーレタスの特徴、栄養・効能、選び方、保存方法、旬の時期、種類や仲間など、知っておきたいサニーレタスの基礎知識。

サニーレタスの特徴

サニーレタスとは結球しないリーフレタスの一種で、葉先が赤紫がかり縮れているため、別名を「アカチリメンチシャ(赤縮緬萵苣)」といいます。
1971年当初は「レッドレタス」という名で販売されていましたが、玉レタスが主流の時代で、色が赤紫ということもあり、市場評価は低く、あまり売れませんでした。その後、「太陽の恵を葉に受けて赤く色づいた」というイメージから、商品名を「サニーレタス」変更し、1980年代から普及し始めました。本来、「サニーレタス」は商品名ですが、一般名称として使われています。

サニーレタスの葉は薄く、縮れているのでレタスよりもやわらかく、苦味が少ないので、サラダなど生食に向いています。
また、焼肉を包むサンチュの代わりに使ったり、巻き寿司などにも使用します。

サニーレタスの栄養・効能

サニーレタスは玉レタスに比べて栄養価が高い緑黄色野菜で、β-カロテンは100gあたり2000μg含まれています。
ビタミンC・B1・B2・B6・K、葉酸などのビタミンや、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、銅、マンガンなどのミネラル、食物繊維なども玉レタスより多く含まれています。
葉の赤紫色はアントシアニンによるもので、屋内の水耕栽培などの日照が不十分な環境で育った場合は、あまり色がつかないこともあります。

サニーレタスの選び方

葉先の赤紫色が美しく、パリっとみずみずみしいものを選びましょう。

サニーレタスの保存方法

サニーレタスの根元に湿らせたキッチンペーパーを巻きつけ、ポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存します。
その際、立てて入れた方が長持ちします。

サニーレタスの旬の時期

サニーレタスは季節によって栽培される地域が異なり、一年を通して流通している旬のない野菜ですが、出荷量が多くなるのは5月から8月頃です。

サニーレタスの種類や仲間

リーフレタス、グリーンカール、フリルレタス、サンチュ、ロメインレタス、レタス(玉レタス)、サラダ菜など。

出典:サニーレタスの基礎知識 – 食品食材栄養事典

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