オリーブオイルの栄養基礎知識

オリーブオイルの特徴、種類、栄養・効能、選び方、保存方法、旬の時期、加工品など、知っておきたいオリーブオイルの基礎知識。

オリーブオイルの特徴

オリーブオイルとは、オリーブの実から採られる油です。ほとんどの植物油は種子から採られるため、比較的珍しいといえます。
地中海沿岸地方では古くから食用油として利用されており、人類が最初に手に入れたオイルと考えられています。また、この地方で「油」といえばオリーブオイルを指すことが多いです。
体に良いことで知られるオリーブオイルですが、コクとフルーティーな味わいで料理の味を引き立てることも、注目すべき特徴です。

オリーブオイルの種類

オリーブオイルは大きく分けると、バージンオリーブオイル、精製オリーブオイル、ピュアオリーブオイルの3種類に分類されます。

バージンオリーブオイルは果実から絞り出したそのままのもので、化学的な方法や高熱処理などを行わず、他の油も含んでいないオイルです。
やや緑がかった色で、フルーティーな香りと強いコクがあります。
バージンオリーブオイルには、エクストラバージンオリーブオイル、ファインバージンオリーブオイルなど4つの等級があります。

精製オリーブオイルには、酸度が3.4%以上の質の劣るバージンオリーブオイルを精製したもの精製し、酸化還元した精製オリーブオイルと、絞りカス(ポマース)に残っている油を有機溶剤で抽出した精製オリーブポマースオイルがあります。

ピュアオリーブオイルは、バージンオリーブオイルと精製オリーブオイルをブレンドしたもので、炒め物や揚げ物などの加熱に向きます。
エクストラバージンオリーブオイルに比べ安価で、一般にオリーブオイルとして販売されているのはピュアオリーブオイルです。

オリーブオイルの栄養・効能

オリーブオイルの脂質は、酸化しにくく熱に強いオレイン酸で、HDLコレステロール(善玉コレステロール)を減らさず、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)だけを減らすため、動脈硬化予防に効果があります。
抗酸化作用の強いビタミンEやβ-カロテン、ポリフェノールも豊富に含み、がん予防や細胞の老化予防に効果が期待されます。

オリーブオイルの選び方

直射日光の当たらないところで保存され、遮光性のある濃い色のボトルに入ったものを選びましょう。
イタリア産オリーブオイルが有名ですが、スペイン産にもよいものがあります。
日本でも全国的に栽培が進んでおり、地中海に気候が似ている香川県の小豆島では特に盛んに栽培されています。
このような産地や、品種によっても色や香りに違いがあるため、好みのものを見つけるようにしましょう。
また、エクストラバージンオリーブオイルが必ずしも良いわけではありません。作る料理に合わせた選び方をしましょう。

オリーブオイルの保存方法

酸化を防ぐため、しっかり蓋をして直射日光の当たらない涼しいところで保存します。
開封後は香りや風味が落ちていくので、なるべく早く使い切るようにしましょう。

オリーブオイルの旬の時期

オリーブオイルは通年出回っていますが、果実の収穫期は、地中海沿岸地域で10月末から2月頃、小豆島では11月から12月、オーストラリアやニュージーランドなどの南半球のオリーブは4月から6月頃です。

オリーブオイルの加工品

油漬け。

出典:食品食材栄養事典

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