「春彼岸」と「秋彼岸」の違い

春のお彼岸は、春分の日を中日とし、前後3日を合わせた7日間。
秋のお彼岸は、秋分の日を中日とし、前後3日を合わせた7日間である。

春彼岸と秋彼岸の違いは、3月の春と9月の秋という季節のほか、おはぎとぼたもちの違いがある。
しかし、昔は春と秋で「おはぎ」と「ぼたもち」は呼び分けられていたが、現在では呼び分けられていない。
その他に春彼岸と秋彼岸の違いを挙げるとすれば、連歌・俳諧・俳句などで用いられる季語の違いである。

「彼岸」は春のお彼岸を意味するため、秋の季語としては用いられない。
秋のお彼岸を季語とする場合は「秋彼岸」で、子季語には「後の彼岸」「秋彼岸会」がある。
また、春の季語として用いられる彼岸の子季語には、「彼岸中日」「彼岸太郎」「入り彼岸」「さき彼岸」「初手彼岸」「終ひ彼岸」「彼岸ばらい」「彼岸前」「彼岸過」「彼岸講」「万灯日」などがある。

出典:「春彼岸」と「秋彼岸」 – 違いがわかる事典

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