Bluetoothの語源・由来

Bluetoothを直訳すると「青い歯」になるが、この名前はデンマーク王様であったハーラル・ブロタン(Harald Blåtand)の名に由来する。
ハーラル王は、デンマークとノルウェーを交渉によって平和的に無血統合した人物である。
無線通信は規格が乱立しており、ハーラル王が無血統合したように無線通信規格を統一させたいという願いから、この規格に「Blåtand」の英語音訳で「Bluetooth」と名付けられた。
Bluetoothのロゴも、ハーラル・ブロタンの頭文字に由来するもので、長枝ルーン文字の「ᚼ(H)」と「ᛒ(B)」を組み合わせて作られている。

「Blåtand」は「青い歯」を意味するため、ハーラル王は「青歯王」とも呼ばれていた。
「Blåtand」のあだ名が付けられた由来には、ハーラル王の歯が青黒い灰色をしていたことからという説と、「Blå」は「青い」や「浅黒い」、「tan」は「首領」を意味するため、「Blåtand」は「浅黒い首領」のことであったとする説がある。

出典:Bluetooth – 語源由来辞典

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