網走市の語源・由来

網走の地は、近世に「アバシリ場所」や「はばしり」で見られ、その由来はアイヌ語の「アパシリ」にある。
由来となったアイヌ語には、「アパ・シリ(入口の土地)」、「ア・パ・シリ(我らが見つけた土地)」、「チパ・シリ(幣を捧げる場所)」が音変化した「アパシリ」、「アパ・シリ(漏る所)」など諸説あり、正確なことは分かっていない。

この地はカタカナで「アバシリ村」と表記されており、漢字表記となったのは、明治8年の「網走村」からである。
ただし、「網走」の漢字自体は、明治2年に設置された「網走郡」が古い。

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