筆耕の語源・由来

筆耕は、農夫が田を耕すように、文筆家が筆で「硯(すずり)」という田を耕すとたとえた語で、江戸時代から用いられている。
筆耕を使った四字熟語には、「筆耕硯田」や「心織筆耕」がある。
古くは、筆の使い方や筆者への謝礼の言葉として、「筆功」や「筆工」が用いられた。
「筆耕」が用いられるのに伴ない、「筆功」や「筆工」の表記は衰退していったようだが、使用時の意味が異なることから関係は定かでない。

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