ノロウイルスの語源・由来

ノロウイルスは、1968年にアメリカ・オハイオ州ノーウォークの小学校で集団発生した胃腸炎から土地の名を冠し、1972年に「ノーウォークウイルス」と名付けられた。
その後、近縁の小型球形ウイルスが多数発見され、ノーウォークウイルスの様なウイルスの意味で、「ノーウォーク様(よう)ウイルス」と呼んだ。
1977年に札幌で発見されたダビデの星型ウイルスは「サッポロウイルス」と名付けられ、同型のものを「サッポロ様ウイルス」と呼ぶようになった。
しかし、単に「ノーウォークウイルス」や「サッポロウイルス」という場合、広義(様)と狭義で混乱を招く恐れがあるため、本来のノーウォークウイルスを「ノロウイルス」、サッポロウィルスは「サポウイルス」と定められた。

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