やにわには、名詞「矢庭(やには)」と助詞の「に」からなる「やにはに」が、ハ行音変化で「やにわに」となった語。
「矢庭」は、矢を射ている場所のことで、助詞の「に」が付くことで、「その場に」「矢場を去らずに」といった意味で用いられ、その場ですぐに事を行うさまを表すようになった。
『今昔物語』には、「或は矢庭に射臥せ、或は家に籠めながら焼殺し」とある。
「やにわに」の漢字表記は「矢庭に」だが、「矢場に」とも書く。
やにわには、名詞「矢庭(やには)」と助詞の「に」からなる「やにはに」が、ハ行音変化で「やにわに」となった語。
「矢庭」は、矢を射ている場所のことで、助詞の「に」が付くことで、「その場に」「矢場を去らずに」といった意味で用いられ、その場ですぐに事を行うさまを表すようになった。
『今昔物語』には、「或は矢庭に射臥せ、或は家に籠めながら焼殺し」とある。
「やにわに」の漢字表記は「矢庭に」だが、「矢場に」とも書く。