はっけよいの語源・由来

はっけよいの「はっけ」は易占いの「八卦」のことで、「八卦良い」の意味とする説が一般には広まっている。
日本相撲協会では、「はっきょい」として「発気揚々」の意味と捉えている。
しかし、力士に対して動きを求めて発する掛け声なので、動詞の命令形と考えるのが自然である。
「はっ」が「ハヤ(早)」の転、「けよい・きょい」を「キホフ(競ふ)」の命令形「キホヘ」とし、「ハヤキホヘ(早く競いなさい)」が転じて「はっきょい」になり、更に転じて「はっけよい」になったとする説が良い。

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