柿の葉茶の特徴、栄養・効能、上手な飲み方など、知っておきたい柿の葉茶の基礎知識。
柿の葉茶の特徴
柿の葉茶とは、柿の葉で作るお茶で、健康茶として古くから愛飲されてきました。
さっぱりとしてクセがなく、ほのかな甘味があって、飲み飽きないおいしさがあります。
柿の葉茶はノンカフェインなので、カフェインが気になる妊娠中の妊婦さんや授乳婦さん、幼児でも安心して飲むことができます。
柿の葉茶の栄養・効能
柿の葉にはビタミンKや葉酸など多くのビタミンが含まれていますが、中でも注目すべきはビタミンCで、ほうれん草の約10倍、レモンの約20倍含まれています。
ビタミンCは水溶性ビタミンなので、ふつうは熱に弱いですが、柿の葉のビタミンCは熱に強いため、お茶にしても栄養が破壊されにくく、効率的に摂取できるという特徴があります。
ビタミンCにはコラーゲンの生成を助ける働きがあるため美肌効果、メラニンの生成を抑えることからシミの予防効果が期待できます。
柿の葉にはポリフェノール類も多く含まれ、コレステロールを減らし、動脈硬化、糖尿病、高血圧などの生活習慣病を予防するほか、がんや老化の予防にも効果があるといわれています。
その他、骨の健康維持に欠かせないカルシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。
柿の葉茶の上手な飲み方
水溶性ビタミンは一度に大量摂取しても、過剰に摂取した分は排出されるため、何回かに分けて飲むとより効率的です。
ビタミンCは80度~85度位が浸出しやすい温度になるため、沸騰させたお湯を注いで飲むと良いでしょう。時間の経過とともにビタミンCの量は減少するため、作ったその日のうちに飲み切ることをおすすめします。