忌々しいは、不吉なものやけがれを避けて慎む意味の動詞「忌む(いむ)」の連用形を重ねて形容詞化した語。
同様に「忌む」を使った語には、「忌まわしい(いまわしい)」がある。
本来、忌々しいは不吉で忌み慎むべきである状態を表したが、そこから「残念だ」「心残りだ」を意味するようになり、「腹立たしい」「癪に障る」へと変化した。
漢字では「忌々しい(忌忌しい)」と表記するのが一般的だが、この語の成り立ちを見ても分かるとおり、本来は「忌ま忌ましい」と表記するのが正しい。
忌々しいは、不吉なものやけがれを避けて慎む意味の動詞「忌む(いむ)」の連用形を重ねて形容詞化した語。
同様に「忌む」を使った語には、「忌まわしい(いまわしい)」がある。
本来、忌々しいは不吉で忌み慎むべきである状態を表したが、そこから「残念だ」「心残りだ」を意味するようになり、「腹立たしい」「癪に障る」へと変化した。
漢字では「忌々しい(忌忌しい)」と表記するのが一般的だが、この語の成り立ちを見ても分かるとおり、本来は「忌ま忌ましい」と表記するのが正しい。