「東雲」という漢字は、東の方角の空の意味から派生した当て字です。この表現の語源は「篠の目(しののめ)」であるとされています。
古代の住居では、明かり取りの役目を果たしていた部分には粗い網目があり、これを「目(め)」と呼んでいました。篠竹がその材料として使われていたことから、「篠の目」と呼ばれ、後には明かり取りそのものを指すようになりました。この「篠の目」から、夜明けの薄明かりを指して「しののめ」という表現が生まれ、東の空が明るくなる頃や夜明けの状態も「しののめ」と呼ばれるようになりました。
「東雲」という漢字は、東の方角の空の意味から派生した当て字です。この表現の語源は「篠の目(しののめ)」であるとされています。
古代の住居では、明かり取りの役目を果たしていた部分には粗い網目があり、これを「目(め)」と呼んでいました。篠竹がその材料として使われていたことから、「篠の目」と呼ばれ、後には明かり取りそのものを指すようになりました。この「篠の目」から、夜明けの薄明かりを指して「しののめ」という表現が生まれ、東の空が明るくなる頃や夜明けの状態も「しののめ」と呼ばれるようになりました。