根回しの語源・由来

本来、根回しは木を移植する際、周囲をあらかじめ掘って根の一部を切り落とし、細根の発生を促進させることをいう。
その「根回し」の意味から転じて、事をうまく運ぶために、あらかじめ手を打っておくことを言うようになった。
本来の意味での「根回し」は、昭和初期の辞書にも見られるが、交渉などで「根回し」が使われ始めたのは昭和40年頃からで、一般化したのは昭和40年代半ば頃である。

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