元気を古くは「減気」と書き、病気の勢いが衰えて快方に向かうことを表した。
近世には「験気」と書き、治療などの効果が現れて気分がよくなることの意味となった。
さらに、活動の源となる力や活力の盛んなさまを意味するようになり、漢字も「元気」になった。
この意味と漢字の変化には、中国で万物生成の根本となる精気を表す「元気」との混同があったと考えられている。
元気を古くは「減気」と書き、病気の勢いが衰えて快方に向かうことを表した。
近世には「験気」と書き、治療などの効果が現れて気分がよくなることの意味となった。
さらに、活動の源となる力や活力の盛んなさまを意味するようになり、漢字も「元気」になった。
この意味と漢字の変化には、中国で万物生成の根本となる精気を表す「元気」との混同があったと考えられている。