「おざなり」と「なおざり」の違い
「おざなり」と「なおざり」は、「いい加減に対処する」という意味では同じだが、着手の有無に違いがある。おざなりは、江戸時代の幇間や芸者衆が、客によって扱いを変えたり、形ばかりの取り繕った言動をい
「おざなり」と「なおざり」は、「いい加減に対処する」という意味では同じだが、着手の有無に違いがある。おざなりは、江戸時代の幇間や芸者衆が、客によって扱いを変えたり、形ばかりの取り繕った言動をい
「なお」は以前の状態が引き続いているさまを表す副詞「なお(猶)」、「ざり」は係助詞「そ」に動詞が付いた「あり」の「ぞあり」であろう。「ざり」を「さり(避・去)」で、手を打たず避けて放っておく意味と
なおざりの読み・別表記等閑なおざりの意味① 注意を払わないこと。いい加減にすること。また、そのさま。② 深く心にとめず、あっさりしていること。また、そのさま。語源由来辞典「なおざり